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ハンドメイドの消しゴムスタンプの作り方

目次

まずは消しゴムを用意しよう

消しゴムとして売られている消しゴムそのものを使ってももちろんよいですが、消しゴムスタンプ用のゴム版が売られているので、それを使うとお手頃で彫りやすいです。ゴム版は大きなサイズのものを選ぶと好きなサイズに作れるのでおすすめです。専用で売られているものには表面に色が付けてあるものもあり、彫り進めていくと残した部分にだけ色が付いた状態になるので、出来上がりが想像しやすいというアイデアが光る商品もあります。

彫るための道具

消しゴムを彫るにはさまざまな種類の道具があります。いくつかご紹介ていきますので、いくつか試してみて自分にしっくりとくる道具を選んでみてください。

・デザインナイフ
よく使われているのがデザインナイフです。ペンの先に刃が付いたナイフでペンを持って描くように彫っていくことができます。デザインナイフだけを使って彫る人もいるくらい彫りやすいナイフです。

・彫刻刀
彫刻刀は学生時代に使った人も多いのではないでしょうか。さまざまな種類の刃があるので、彫る部位によって使い分けることができます。

・カッター
中にはカッターのほうが使いやすい!という人もいます。これは好みの問題ですね。自分にしっくりくる道具で彫っていきましょう。

・ミニルーター
刃を回転させながらものを削る機械で、手に持って描くように消しゴムを彫ることができます。先が小さいので細かいデザインのものを彫るのに便利です。回転しながら彫るのでシャープさは出ませんが、柔らかい線を表現したい場合などに使うと良いでしょう。

・ニードル
細かい部分を彫るにはニードルを使うのも良いでしょう。彫った消しゴムを取り除きたい場合にも刺して使えるので1本持っておくと便利です。

彫刻刀の種類

消しゴムスタンプを作るときによく使う彫刻刀をご紹介します。より細い刃の方が作業がスムーズにできますよ。

・三角刀
線を彫るのに使います。鋭い線を彫ることができますが、ある程度の太さのある線になります。彫刻刀は基本的に寝かして彫るので繊細な線を彫るには切り出し刀を使います。

・小丸刀
丸刀は大きな範囲を彫るのに使いますが、小丸刀は丸刀の刃をそのまま小さくしたような形で優しい線を彫ることができます。ウエーブや角のない曲線のような線を彫るのに有効です。

・切り出し刀
アウトラインを彫るのに使うのが切り出し刀です。デザインナイフと同じような形の刃ですが切り出し刀の方が厚みがあります。切り出し刀は立て使えるので、細い線を彫るときにも使えます。

作り方

消しゴムスタンプの作り方をご紹介しましょう。

1.まずトレッシングペーパーに鉛筆で作りたい図柄を描きます。

2.トレッシングペーパーを裏返して描いた面を消しゴムに当てて上からこすって転写します。(2Bなどの濃い鉛筆を使うと転写しやすいです。)

3.転写後に図柄に合わせて消しゴムをカットします。(あまり図柄ぎりぎりにカットしてしまうと彫りづらいのではじめは適度に残しておきましょう。)

4.図柄が浮かび上がるように彫っていきます。線を彫るときは直角に彫ってしまうと割れやすくなるので、底に行くほど広がって台形の形になるように彫ると良いです。

5.最後に周りを彫って余分な部分をカットします。インクを付けて仮押ししてみて手直しして整えれば完成です。

スタンプ台について

消しゴムスタンプを押すためのスタンプ台は有名どころはartnic(アートニック)やVersaCraft(バーサクラフト)などがあります。これらは手に持ってスタンプに押し付けて付けて使えるので塗り残しがなく濃淡をつけたいときや、グラデーションをつけたいときにも便利です。大きなものを押す場合はスタンプパッドを使って押しましょう。

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