硬質素材のアクセサリーは、市販品の中にしか選択肢がないと思い込んでいませんか。オーブントースターで焼いて加工するプラバンに、子どもの頃、工作や遊びで触れたことのある人も多いでしょう。そんなプラバンを利用すれば、自在にアクセサリーをハンドメイドすることができるんです。平たいプレート状にするだけでなく、躍動感ある立体作品にすることも可能です。プラパンを立体加工できれば、作れるアクセサリーの形は無限に広がりますね。ここでは、まず手始めに、プラバンでリボン形のアクセサリーを作るやり方を見ていきましょう。
プラバンアクセサリー作りに用意するもの
・プラバン
・ハサミ
・アルミホイル
・ハサミ
・色をつける道具(油性マジック、絵の具、色鉛筆、パステルなど)
・サンドペーパー
・グルーガン
・アクセサリーパーツ
・軍手
プラバンは、100円ショップでも手に入ります。
プラバンを使ったリボンアクセサリーの作り方
1. リボンの左右輪の部分、真ん中の結んである部分を別々に下書きします。ヘリコプターのプロペラのような形と細長い長方形です。
2. 下書きの上にプラバンを置き、好きな画材で色をつけていきます。このとき色鉛筆やパステルを使う場合は、あらかじめプラバンにサンドペーパーをかけておくと、色がつきやすくなります。
3. 下書きしておいたリボンの2つのパーツ通りに、プラバンを切りましょう。
4. しわを入れたアルミホイルの上に、色をつけた方を上にしてリボンパーツを置きます。
5. オーブントースターで加熱。プラバンが熱を持っているうちは柔らかいので、軍手をつけた手で手早く加工します。プロペラの両端を中央に向かって折り曲げ、長方形パーツで縦にくるみます。色をつけた面はリボンの内側に向けます。
6. プラバンが冷めたら、グルーガンを使い、好きなアクセサリーパーツに取り付けましょう。
プラバン立体加工のポイントは?
プラバンは、焼くと縮むので、その分を計算して大きさを決めます。同時に、プラバンにつけた色も縮むために濃く出ます。色をつけるときは、考えている完成形より少し薄めの色合いで大丈夫です。塗り方がまだらになったところやグラデーションも、焼くと意外にきれいになります。
プラバンが冷めてくると、硬くなるので、力を加えるタイミングを誤ると折れてしまいます。作業に手間取ってしまった場合も、プラバンに熱を加えれば、また柔らかくなるので、無理せず再度チャレンジしましょう。必ず軍手などで手をカバーすることを忘れずに!
楽しいプラバンの立体加工
立体感を出したプラバン作品は、デザインや工夫次第で、大人の雰囲気にも仕上げられます。リボンだけでなく、花の形にしたり、指輪やバングル用にくるりとカーブさせたりすることも可能です。
プラバンの作業では、色をつける画材を選ばないのも嬉しい点ですね。得意な画材を使って、ドットやチェックなど好きな柄を描きましょう。パステルや色鉛筆なら色をふんわりぼかしても素敵です。画材を使うのが苦手なら、スタンプを使うという方法も取れますよ。
できあがったプラバンにはチープさがなく、もとが100均のプラバンとは思えないくらいですね。プラパン作りを始めたら、手芸や工作好きな人は夢中になってしまうのではないでしょうか。気軽に始められるので、ぜひやってみてくださいね。