子どもが入園・入学する時期になると、必要になるのが手提げバッグです。
いくつあっても重宝する手提げバッグを、オリジナルデザインで手作りしてみましょう。布絵本のように遊べる透明のポケットも付けてみました♪
バッグの作り方
初心者でも作りやすいマチのないバッグです。
- 布を用意します。子どもがもちやすい大きさに合わせてサイズを決めましょう。二つに折って作るので、縦の長さは出来上がりサイズの倍を用意します。表地が1枚、裏が1枚の合計2枚が必要になります。
- 表になる布の中心にポケットを付けます。今回はアルファベットのマスコットが3つ入るポケットを作ります。薄手の透明ビニールとバイアステープを用意してください。
- ポケットの形に切ったビニールのふちをバイアステープでくるみ、縫います。
- できたポケットを表布に縫い付けたら、仕切りとして2本縫い線を入れます。ポケットを3つに分ける感じで、ポケット口から一番下まで縫っていきます。ビニールはミシンで縫いにくいので、手縫いがおすすめ。きれいな色のししゅう糸などを使って、かわいくステッチを入れていきましょう。
- 幅広の綿テープを2本表布に付けて持ち手にします。このあとひっくり返すので、持ち手は底に向けて付けるのがポイントです。
- 表布を大きく広げて、表になる側同士を内側にして裏布を重ねます。
- バッグの口になる部分を縫い合わせ、口同士を合わせるようにして裏→表が並んだ長方形を作ります。一部返し口を残して一気に脇を縫い合わせます。
- 返し口からひっくり返し、バッグの形になるように整えてから返し口を閉じてできあがりです。
マスコットの作り方
英字のモチーフと動物などのマスコットをフェルトで作ります。
フェルトは切りっぱなしで端の始末が要らないうえに、ボンドで付けるだけでかわいいモチーフが作れる便利なアイテムです。日ごろ針を持つ機会のない初心者の方もどんどん活用していきましょう。
アルファベットのモチーフはフェルトを切って2枚重ねて貼るだけです。ポケットにちょうどよく入る大きさの英字をフリーハンドでフェルトに書き、切り抜きます。切り抜いたものをほかのフェルトに重ねて同じ形に切り抜き、2枚をボンドで貼り合わせます。
2枚重ねるのは、1枚だけではひらひらして扱いにくいためです。裏と表を違う色にしてもかわいくできます。すべての文字をカラフルに作りましょう。
マスコットを作ります。3文字のつづりで表現できるものを選んで作りましょう。おすすめは子どもが大好きな猫や犬、車などです。切って貼るだけでできるので、あなたのセンスでかわいく作ってみてください。
できあがったら後ろ中央に綿テープを輪にして縫い付け、ボールチェーンを通してバッグの持ち手に下げます。
遊び方
普段は、中身が見えるおしゃれなポケット付きバッグとして使えます。
うちに帰ったら中身を出して平たくして置き、マスコットにそった英字をポケットに入れて遊べるおもちゃになります。
3文字の簡単なものですが、英語のスペルの勉強に役立ちます。
まとめ
英語の勉強もできる楽しいバッグの作り方をご紹介しました。
フェルトで簡単に作れるモチーフは、お母さんだけでなく子どもにとっても扱いやすい素材です。工夫して、いろんなマスコットを作ってみてください。
子どもと一緒に考えながら作るのもおすすめです。