毎日活躍する腕時計。携帯で時刻がわかるからと腕時計をしない人も増えていますが、まだまだおしゃれアイテムとしての腕時計は健在です。
でも、毎日着けていると腕時計もちょっとくたびれてきます。革バンドが擦り切れてしまった、つなぎ目のパーツが外れた、などトラブルも増えてきます。壊れなくても、デザインにちょっと飽きてしまったなんてこともありますよね。
そんなとき、バンドだけを付け替えるリメイクで腕時計をよみがえらせてみませんか? コツがわかれば案外簡単にできますよ。
超簡単! スカーフを巻くだけのリメイク
まずは基本的な方法を覚えましょう。使用する腕時計は文字盤が大きめのものが扱いやすく、初心者にも安心です。
- 腕時計からバンドを外します。革ならハサミで切ればOK。金属の場合でも専用の工具を使えば取り外し可能です。
- 好きなスカーフを用意します。しなやかでやわらかい生地が通しやすくおすすめ。すべりの悪い布は向きません。
- 腕時計のベルトがついていた金具部分に通します。
- 装着時には、手首にくるくる巻きつけて結びます。
簡単にできて華やかなアレンジです。スカーフの柄次第でいろいろなスタイルが楽しめて、しかも簡単。あっというまにできあがる斬新なおしゃれアイデアです。
ちょっとだけ縫ってシュシュ・スタイルに
普通にシュシュを作る感覚で作れるのが特長です。できあがりはちょうど、シンプルなシュシュに時計がくっついたような可愛らしい感じになります。
- 腕時計からバンドを外します。
- 布を用意します。長さは自分の手首+2~3センチぐらい。実際に巻いてみて調節しましょう。ちょっとゆるみがあるぐらいでOKです。
- 布の長さが決まったら、外側が表に出るように縦に二つ折りにします。
- 端を縫っていきます。
- 筒状に縫えたらひっくり返し、平ゴムを通して、腕時計のベルトがついていた金具部分に通します。
- ゴムひもを適当に引いて結び、布端を縫い合わせます。
リボンとスナップボタンで、さらに簡単
さらにシンプルな作り方もあります。
適度な長さに切ったリボンを2本用意して、それぞれ金具の部分に通し、両端を重ねる形で縫い合わせてそこにスナップボタンをつけるだけ。パチンと留められるシンプルな腕時計のできあがりです。レースやラインストーンを貼りつけて個性を出してみましょう。
サテンなどドレッシーなリボンなら、長く伸ばして手首で結ぶデザインにしても素敵です。
ビーズをつなげて、アクセサリー感覚の腕時計
ビーズで指輪やブレスレットを作ったことがある方なら、同じ感覚で時計のバンドも作れます。
指輪の胴体部分を編む感じで帯状に好みのビーズをつないでいき、バンドをふたつ作ります。両端部分はつぶし玉で処理して片方には留め具をつけ、もう片方は時計の金具部分につなげます。
手に着けたとき当たらないように、ソロバン形ビーズや金具は使わないことをおすすめします。金具を付けるのが苦手な方は、ゴム糸を使って作れば着脱も楽な腕時計ができます。
まとめ
簡単で楽しい腕時計のリメイク方法、いかがでしたか?
縫ったり編んだりする面積が小さい腕時計バンドはすぐにできるので、お気に入りのカラーやデザインでたくさん作っておきましょう。その日の服や気分に合わせて楽しめます。
バンドが壊れてしまった腕時計があったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。