いまやハンドメイド販売もグローバルワイドに展開する時代。個人でも海外と取引できる専用アプリが続々と登場しています。
海外に拠点をもつもの、日本国内からの海外進出、いろいろなサイトがありますが、今回は2016年のニュースを中心に最新のサイト情報をお伝えします。海外進出を考えている方は、要チェックです!
Etsy
2016年、ハンドメイド品販売サイトとしては世界最大規模を誇るEtsyがついに日本語完全対応のアプリをリリースしました。
本拠をニューヨークに置き、世界中のクリエイターとユーザーがつながることができるEtsy。2014年に日本語ウェブサイトを開設したものの、アプリとしては「日本語版準備中」が続き、出品や購入が日本語でもできるようになるのはいつかと注目を集めていました。
本アプリは導入されたばかりでいまだ手探りの感が強いですが、世界中で利用されているアプリがついに本格始動したことは非常に興味深いニュースといえます。将来的には世界へ作品をアピールするための有力なツールになるでしょう。
pinkoi
台湾のハンドメイドマーケットサイトpinkoiが、日本でネット販売を広く展開するiichiと業務提携するとのニュースが2016年3月に発表されました。
pinkoiは日本国内でも以前から注目を集めていたサイト。これまでにも日本からの出品を受け入れてきた経緯があるので、iichiとの提携についてもそれほど違和感なく受け止められているようです。
近しい関係の台湾と日本の間で個人取引ができるというのは、どちらにとっても利益になること間違いなしです。pinkoi&iichiの今後の展開が期待されます。
Creatty
海外に広くアピールするオンラインギャラリー、Creattyもいま注目のアプリです。
オンラインギャラリーとは、登録後自分の作品をアップロードして展示できるシステム。カスタム機能も充実していて、自由な画面作りが楽しめます。
厳密には販売サイトではありませんが、海外の方にも自分の作品を見てもらえる貴重なサイトです。有効活用しましょう。
クリーマ
これからのクリーマユーザーは海外のトレンドにも要注目です!
クリーマは国内でも有力なハンドメイドマーケットサイトですが、つい先日海外展開を発表して話題になりました。クリーマでは中国語版アプリを用意し、まずは台湾・香港を拠点にして中国全土に向けた展開を行っていく予定だそうです。
国内で実績を持つクリーマだけに、今後どう展開していくのか楽しみなところです。
JUGEM CART
マーケットサイト「minnne」を運営するGMOペパボが立ち上げた海外向けネットショップ開設サービスがJUGEM CARTです。
GMOが運営するネットショップ支援サイトとしては、既に国内向けのカラーミーショップがありますが、JUGEM CARTではカラーミーショップの利便性をそのままに、海外向けに特化したところが新しいといえます。
そんなJUGEM CARTも既にサービス開始から4年が経過、安定の感があります。ハンドメイド専門ではありませんが、考慮に入れておくべき有望サイトです。
eBay
世界最大のオークションサイト、eBayもハンドメイド専門ではないものの視野に入れておきたいところです。
なんといっても世界中に広がる販路をもっているのがeBayの魅力。海外にハンドメイド作品を販売したいのなら、販売利用者が1億人を超えるという巨大マーケットを見逃す手はありません。
ただし、巨大サイトだけに細やかな対応が望めないという短所もあります。ある程度のことは自己責任と割り切る覚悟も必要です。
まとめ
海外展開を視野に入れたサービスは、今後さらに増えてくると見込まれています。
海外とつながる販売サイトは、このほかにもたくさんあります。自分に合ったサイトを探してみましょう。