透明なガラスの中の世界に、キラキラの雪が降るスノウドーム。お部屋の片隅に飾れば、静かな雪景色に見入ってしまいそうですね。スノウドームはクリスマスシーズンにぴったりなインテリアアイテムですが、夏の熱い盛りにも涼しさを感じさせてくれます。いかにも特殊な材料が使われていそうなスノウドームなのに、意外に身近な材料で作れてしまうんですよ。100均ショップでも手に入るものを使って、スノウドームを手作りしてみましょう。
スノウドームを作るために準備するもの
・蓋つきガラス瓶
・薄めのスポンジ
・中に飾りたいオブジェ
・水
・液体のり
・ラメ
・接着剤(グルーガンでも)
液体のりは洗濯用のり、あるいはグリセリンでもかまいません。好みのガラス瓶に、大きさの合うオブジェやフィギュアなどを用意し、配置を考えておきましょう。ラメはマニキュア用のラメパウダーを使うときれいです。
雪化粧が素敵なスノウドームの作り方
1. ガラス瓶の蓋の内側に収まるよう、スポンジをカットします。
2. 蓋の裏側をきれいに拭き、接着剤でスポンジを貼り、その上にオブジェを取り付けます。
3. 接着剤を十分に乾かしましょう。
4. ガラス瓶に水を入れ、液体のりを少しずつ加えていきます。のりの割合で粘度が変わり、雪の落ちる速度が決まってくるので、好みで調整します。
5. ガラス瓶の液体の中に、ラメを入れます。
6. オブジェを取り付けた蓋を閉め、蓋を下側にして置いたらできあがりです。
最後にオブジェの分の体積がガラス瓶の中に入るので、最初に入れる水の分量は、少し控えめにしておきましょう。念のために、瓶の内側、ガラスと接触する部分にも接着剤をつけておくと、水漏れの心配もありません。
クリスマスシーズンだけでないスノウドーム
雪景色にはモミの木がよく似合いますね。スノウドームはクリスマスを控えたシーズンを飾るのにぴったり。プレゼントにも喜ばれるのではないでしょうか。
ですが、ハンドメイドなら、瓶に入れるものは、特にクリスマスアイテムに限らなくてもかまいません。瓶に入る大きさであり、水分に影響を受けないものなら、飾りたいものを入れればよいのです。植物だけでなく、動物を飾ってもかわいらしいですし、都会的な建造物を入れるとクールです。コレクションしているものや、記念の品を入れてもよいでしょう。
また、家族や大切な人の写真も、ラミネート加工すれば、中に入れられます。フォトフレームでなく、スノウドームに写真を飾ると、どこか特別な感じがしますね。
自分だけのミニチュア♪雪の風景を作ろう
雪が漂いながら舞い落ちる様子は、郷愁を感じさせてなかなか見飽きることがありません。そんな不思議なスノウドームも、知ってしまえばなんでもないからくり。ですが、ごく身近な100円ショップの材料で作れるなら、手作りしない手はありません。ガラス瓶もラメパウダーも、豊富な種類の中から選べるので、好みの雰囲気のスノウドームに作り上げることができます。
オブジェの接着さえしっかりすれば、特別な器用さも必要ではないので、子どもの長期休みなどに一緒に作るのもよいでしょう。あまり時間もかからず、子どもの手だけで工作することだって可能です。
ガラス瓶の小さな世界に、自分だけの雪の風景を作ってみてはいかがでしょうか。