タグを印刷するには
ハンドメイド作品に縫い付けて使う布のタグには織りでデザインされたものやプリントのものなどがありますが、自分で手作りするには布に印刷をして作ります。
印刷して作る場合にはPCやiPadなどのアプリを使ってデザインを決めます。デザインが決まったらプリンター専用の布をセットして印刷して、1つずつ切り分け、縁をアイロンで折り曲げて作品にミシンで縫って取り付けます。
タグを取り付けることで作品がグッとしまって見え市販のもののような高級感も出てくるので、ハンドメイドサイトなどで販売する場合やもっと見栄えよくハンドメイド作品を作りたいと思っている人に使ってもらいたいです。
アプリをダウンロードしよう
プリント素材・ラベル作成ソフトの「エレコムらくちんプリント2.0」を使えば手軽にタグをデザインできます。ELECOMのホームページからダウンロードしたり、ネットに繋げたままダウンロードなしでも印刷することが可能です。詳しくはELECOMのホームページをご覧になってください。
自分でデザインして作れるという人はアドビの「illustrator」が作りやすいでしょう。デザイン専用のソフトを持っていない人はエクセルやワードでも十分に作れます。エクセルやワードではイラストをデザインするのは難しいので素材をダウンロードしてきて挿入すればOKです。(素材をダウンロードして使う場合は商業用に使用可能かどうかをしっかりと調べておきましょう。)
布について
プリンターにセットして印刷できる布といえばKAWAGUCHI(カワグチ)の「プリントできる布」が有名です。サイズはハガキサイズからA5、A4サイズまであり、布の種類も綿とリネンのどちらかが選べます。
他にもA-one(エーワン)から発売されている「布プリ」などがあります。
デザインいろいろ
文字とイラストを組み合せて作るのが一般的です。文字は英語やフランス語などで単語を入れたり、気に入った文章をいれたり、お店の名前や作者の名前などを入れて作っている人が多いです。イラストは影絵のように作るとシンプルでおしゃれな仕上がりになります。
イラストだけに単色の色味のあるカラーを使って文字は黒や茶などの濃い色で仕上げるとコントラストでイラストが生きますし、文字だけでデザインするとカッコいい仕上がりのタグになります。
文字を白にしてバックに色を付ける方法もあります。作った作品が生成りの生地を使っていたり淡い色だった場合にタグがワンポイントなりおしゃれです。
縫い付けるには
タグを縫い付けるには両端だけ折って縫い付ける方法やタグを半分に折って縫い目に挟んでピスネームとして使う方法などがありますが、これらはリボン状になったタグを使っているので上下の縁がほつれないことが前提となっています。
布に印刷して作るタグは4面とも切り端になるので、裏側にしてアイロンで縁を内側に折ってから縫い付けて使いましょう。上下を折った後に左右を折り、縁から1~2mmを真っすぐ直線に縫うときれいな仕上がりになります。
張りが欲しい場合には裏に接着芯を貼ると良いでしょう。接着芯を貼るとほつれにくくなるので両端だけ折って縫い付ける方法でも使用できます。