オリジナルのタグを作ろう
ハンドメイドの作品をよりおしゃれで市販されている商品と変わらないクオリティーに仕上げてくれるのがタグです。大きなリボンやテープにハンコを押したり業者に頼んでプリントしてもらったりすることもできます。ちょっとしたものなら100均や手芸店にも売っていますが、自分の好きなデザインにしたい場合やお店のロゴを入れたいなら専門の業者にお願いして作ってもらうと良いでしょう。プリント以外にも刺繍や織りでデザインされたものは見栄えが良く、作品をグレードアップしたものに見せてくれます。
専門の業者に注文する
専門のタグ業者にお願いしてオリジナルのタグを作ってもらうための手順を簡単にご紹介します。
1.まずはデザインを決める。
業者によって取り扱っているサイズはさまざまです。作れるサイズを踏まえて作成しましょう。
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2.タグの種類を選択する。
プリントなのか、刺繍や織りなのかといったタグの種類を選択しましょう。プリントで注文すると細部まできれいに表示されます。細かい文字を表現したい場合にはプリントで作った方がきれいに仕上がりです。刺繍や織りは糸の風合いが良く高級感がありますが、その分プリントに比べて料金が高くなります。
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3.タグの形(折り方)を選ぶ。
だいたいの業者では出来上がったタグを形に仕上げるのかを選ぶことができます。
・ストレート
そのまま左右を縫い付けて使います。服の襟に縫い付けたり、小物の表に縫い付けたりします。デザインによっては縁をぐるっと1周縫い付けて使う場合もあります。
・エンドボールド
両端が内側に折り曲げてあり服の襟に縫い付けて使うことが多いです。ほつれやすい素材のタグはこうしておくと洗濯してもほどけてこないので長くきれいな状態で使用できます。
・センターホールド
半分に折ってある形で、タグを縫い目に挟み込んで使います。バッグや小物の脇につけることでブランド名を表示することができます。子供用の服には、タグが肌に触れないようにセンターホールドのタグが使われていることが多いです。
仕上げたい形が決まったら注文をしてみましょう。ネットにはさまざまな業者が運営する販売サイトがありますから、自分の希望に沿ったタグが作れるお店を見つけてみてください。
手作り派には
手作りのタグが作りたい人にはスタンプを押す方法とプリンターで印刷する方法がおすすめです。
・スタンプ
市販のスタンプや手作りスタンプを布用のインクを使って押します。薄手の生地を使う場合には裏に接着芯を貼るとハリが出て、タグを縫い付けるときに縫いやすいです。
・印刷
布に印刷できるプリンター用の布がプリンター用紙のような状態で売られていますのでこれを活用して作ってみましょう。パソコンの扱いに慣れた人で少量しか使わない場合は専門の業者に頼むよりも安価にタグを作ることができます。布の種類も綿とリネンなどがありますからナチュラルな質感がいい場合はリネンの布を選ぶと良いでしょう。
まとめ
タグをつけると作品が引き締まって見えるので、ハンドメイド作品の販売を考えている人はお店のロゴを入れたタグをつけることをおすすめします。大量に発注しないとやはりお値段もそれなりにしますから、まずは自作で作ってみても良いかもしれません。ぜひタグを使ってすてきな作品に仕上げてみてください。