日の落ちる時間帯からその存在感を増すインテリアアイテムが、照明器具。おしゃれなランプが1つあると、お部屋をロマンティックな空間に変えてくれます。写真のような細い繊維がからまったタイプのランプシェードは、周囲に繊細な陰影を生み出して素敵ですね。実は、このタイプのランプシェードは、100均アイテムを使って簡単にハンドメイドできます。一体どうやって作るのでしょうか。
ランプシェード作成のために準備するもの
・毛糸
・風船
・ボンド
・ハサミ
・ボンドを入れる容器
毛糸は細めのものを。麻ひもや刺繍糸でもよいでしょう。仕上げたい雰囲気に合わせて、色や素材を選びましょう。
おしゃれなランプシェードの作り方
1. 容器にボンドを出しておきます。蓋つきの容器に穴をあけておくと、毛糸が取り出しやすくなります。
2. 作りたいシェードの大きさに、風船をふくらませましょう。
3. ボンドに毛糸を浸します。毛糸の先を風船の結び目にくくりつけ、ボンドのついた毛糸を風船に巻き付けていきます。
4. 方向を変えながら、ぐるぐる巻いていきましょう。
5. ボンドをよく乾燥させます。十分に乾いたら、風船を割ります。風船を取り出して、できあがりです。
ランプを差し入れる入り口は、風船に円のしるしを入れておき、その部分を避けるように毛糸を通していくと、空間が作れます。毛糸を巻くときには気にせず、あとでカットするという方法でも大丈夫です。風船の空気量でシェードの大きさ、巻き付ける毛糸の量でランプの明るさが調節できます。プチプラの毛糸で作ったとは思えない出来栄えですね。
昼間のインテリアにもかわいい?シェード
大きなランプシェードはもちろんのことですが、小さなシェードも作れます。たくさんシェードを作れば、イルミネーションにも利用可能です。カラフルなのも楽しいですが、モノトーンにすると大人っぽい雰囲気になりますね。ホームパーティの折、ゲストを迎える玄関に飾り付けるとよさそうです。
この毛糸で作ったボールは、ランプシェードとして使えるだけでなく、単にインテリアアイテムとして飾ってもかわいいのでおすすめです。10センチほどの大きさに揃えて、紐で繋げるとガーランドになりますし、丸い穴を大きめに開け、レース、リボンなどでデコレーションして女の子向けの小物入れにもなります。風船を2つ並べて作ると、ハートの形も作れますよ。ラメをちりばめて、とてもキュートですね。
作る過程はシンプルなのに、照らす灯りは繊細
ランプから発する光を絶妙に加減してくれるランプシェードがあれば、辺りは柔らかな雰囲気になり、気持ちも和みます。
とても繊細に見えるシェードですが、作る過程を知ってみれば、意外な単純さに驚かれるのではないでしょうか。材料は適当な分量でかまいませんし、一度手順を覚えてしまえば、いろいろな大きさ形に応用もできます。毛糸、風船などの材料も100円ショップで揃うものばかりなので、失敗も怖くないですね。シンプルな作業なので、子どもと協力して工作するのもよいでしょう。
自分の想像していたようなランプシェードが完成すれば、きっと感動することでしょう。お部屋のイメージチェンジに、パーティの準備に、手軽なハンドメイドランプシェードをぜひ作ってみてくださいね。