日本人の慢性的なストレスはもはや国民病といっても過言ではなく、心のメディカルケア、いわゆるヘルスケアは近年大きく注目されています。
本稿で紹介する【日本アロマメディカル心理セラビー協会】はアロマメディカルという心のヒーリング、ケアを目的とした診療のプロ育成のために設立された資格認定団体です。
今までは心のヒーリング、ケア、といっても非常に抽象的であり、診療を受けるにもそれに対価を払えるかどうかの判断は難しい、といった風潮が強いものでした。
そこでそれらのスキルに客観的な評価を表す資格認定し、一定以上の成果が見込めることを示す。これによりこれらの仕事に従事する側も、利用する側も双方にメリットがあり、社会全体がアロマメディカルの恩恵を自然な形で受けることが出来る、これが日本アロマメディカル心理セラピー協会の運営理念です。
日本アロマメディカル心理セラピー協会にはどんな資格があるの?
心の疲れをメディカル的なアプローチからケアできるスキルを持つ人に資格を認定し、風邪で内科を受診するような感覚で心の疲れを治療として受けることが出来るような社会を目指し、資格認定の運営を行うのが日本アロマメディカル心理セラピー協会です。
資格取得希望者が多く、代表的な資格に【アロマヒーリングセラピスト】の資格があります。
アロマとはアロマセラピーのことであり、植物成分の芳香や精油を用いてリラクゼーション効果得る施術をすることです。
日本では一般的にマッサージのジャンルの一つとして認知されています。
具体的には、部屋にはアロマキャンドルなどでリラクッスできる芳香を炊き、アロマオイルを身体に塗ってマッサージを施す、というもので、心身ともにリラックスできて心も体も癒されるというアロマセラピーです。
アロマヒーリングセラピストはマッサージという外的なアプローチによる心のケアですが、日本アロマメディカル心理セラピー協会はメンタル面からのアプローチによるケアも重視しています。
【メンタル心理ヘルスカウンセラー】の資格はその代表的な存在です。
2015年からストレスチェック義務化法が施行され、健康を考えるには心の疲れも意識するべきである、という意識が高まっています。
健康診断などで身体と同じく精神的にも疲れているかをチェックし、ストレスが大きいと診断された場合は治療の努力を促すという意識が高まっているということです。
ストレスが大きな社会問題として、無視できないレベルに達してる感がある日本は近年になり、ようやくそれに対して本格的に対策を講じ始めたように思います。
日本アロマメディカル心理セラピー協会はまさにその一翼を担う存在として今後も大きな役割を果たすことが期待されています。
日本アロマメディカル心理セラピー協会の評判は?
日本アロマメディカル心理セラピー協会の資格は今まで曖昧と言わざるをえなかった心のメディカルに対して一定の基準を設けことにより、そういった仕事に携わる、もしくは志望する人の良い指標になったという評価が多いようです。
資格取得者で、今までアロマテラピーの勉強をしてきた人でもその勉強が本当に正しかったかに自信が持てなかったけれど、資格取得で自分のこれまでの努力が正しかったことがわかり安心した、というような意見が多いようです。
心のメディカルは受診する側も本当に受診すれば効果が得られるか不安に思っている場合が多く、そういった患者に対しても認定資格取得している、専門家であるということをわかりやすく伝えることでき、お互い安心して診療が行うことができた、という好意的な意見が目立ちます。
今まで日本はメンタルヘルスの分野では立ち遅れていた感が否めません。その主な原因は心の病を疾患として扱いづらかった風潮にあります。
そこでまずは、メンタルヘルスに携わる施術者の側に資格を与え、技術者であることを明瞭にすることで心の病も立派な疾患であるということが認知され、診療を受ける側の抵抗も軽減されました。
昨今はそういった社会基盤がようやく整ってきた感があり、日本アロマメディカル心理セラピー協会のような存在はそれを後押しする重要な役割を果たし、今後もそれを続けていくものと思われます。