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ハンドメイドの救世主。速乾性の高いグルーガン
パーツを貼り付けたり、布を張り合わせたり、ハンドメイドでは何かと接着する場面が多くあります。工作用のボンドを使ってもいいのですが、乾くのが遅くて途中でずれてしまったなど、ストレスになった経験も多いはず。せっかくのハンドメイド、ノンストレスでしかも時短できたら嬉しいですよね。そんな時に便利なのが「グルーガン」です。100均でも売っていますので、気軽に取り入れてみましょう。
「グルーガン」とは?
グルーガンは、スティック状の樹脂(グルースティック)と一緒に使います。そのスティックを電気の熱で溶かして接着します。冷めたら接着完了というシンプルな仕組み。溶けるのも早く、冷めるのも早いので時間が節約できますし、乾かしている間のトラブルも少なく済みます。熱を使う特徴から、なんとなく怖くて懸念しがちですが、安全に使えばとても簡単で便利なハンドメイドツールです。
さっそく「グルーガン」を使ってみましょう。
- グルーガン後部のグルースティックを差し込む穴にスティックを差し込む。
- スティックが動かなくなるまで、グルーガンのトリガーを数回引く。
- 電源を入れ、5分ほどで準備完了。
- トリガーを引いて接着する。
スティックは溶けてもしっかり粘度があるので、糸を引きます。うまく切れなくても固まったあとに切り落とせば大丈夫。ドライヤーでゆっくりあたためればキレイに剥がすこともできます。
なんでも接着可能!「グルーガン」で簡単なハンドメイドをしてみましょう。
グルーガンなら、布でもレジンなどのハンドメイドパーツでも、幅広く接着できます。使い方をマスターすれば、ハンドメイドがもっと楽しくなるはず。慣れるために、簡単なハンドメイドをご紹介します。平凡な画鋲に、好きなパーツを貼り付けていくだけのオリジナル画鋲を作ってみましょう。
材料
- グルーガン
- グルースティック(透明)
- 頭が平らな一般的な画鋲
- 画鋲より一回り大きめの好きなパーツ
作り方
- パーツ側にグルーガンを少量だす
- 画鋲の頭に接着する
パーツは、ボタンやレジン作品、お気に入りの布の端切れでも。あらかじめ画鋲を発泡スチロールなどに軽く刺して固定しておくと作業しやすいかもしれませんね。とても簡単なので、グルーガンの練習にピッタリです。
こんな使い方も!「グルーガン」番外編
貼り合わせるだけがグルーガンではありません。その自由自在な特徴を活かして、こんな使い方はいかがでしょうか。
- 子供のセーフティーグッズとして
子供の靴下やルームシューズの裏に、グルーガンで好きな文字や絵を描いてみましょう。大きく、全面に描くのがポイント。乾けば滑り止めの完成です。フローリングでのヒヤッと経験が削減できます。
- おうちのハンガーをグレードアップ
ハンガーの肩部分に、グルーガンを引くだけで「すべらないハンガー」にグレードアップできます。まだ使えるのに買い換えるのももったいないですし、全部買い替えとなると結構なお値段になってしまいますが、グルーガンがあれば一気に解決です。
まとめ
100均のグルーガンは、ホームセンターのものよりも低温設定になっています。それが返ってハンドメイドにピッタリなのです。あたたまるのも早く、冷めるのも早い。ドライヤーで簡単に修正もできるので、気軽に取り入れてみてくださいね。