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ルアーをハンドメイド
釣り好きでハンドメイド好きな人なら1度はルアーを作ってみたくありませんか?ハンドメイドすれば形や色、重りの位置などを自分なりに工夫することができるので釣りをより一層楽しむことができます。それでは簡単で本格的なルアーを作る方法をご紹介します。
まず木を切りだす
カッターでも切れるバルサ材を使います。カッターを使って型を描いた板を2枚切り出します。型は頭を向かい合わせにして取ると良いでしょう。バルサ材は部位によって硬さが異なるので、こうすることで目の部分をくり抜くときに均一にくり抜けます。
貼り合わせて削る
両面テープを使い切り出した2枚を貼り付けて両サイドを詳細な形に削っていきます。まず角を落としてから丸くしていくと良いでしょう。その後サンドペーパーを用意して、表面を滑らかにしていきます。サンドペーパーはまず粗いものからかけ始めます。
形の修正
途中で縦線をいくつも入れてみて両側が均一な形になっているかをチェックします。形が整っていないとルアーが真っすぐにならないので歪んでいる部分を修正してください。仕上げに細かいサンドペーパーで磨いて表面を滑らかにします。
ワイヤーと重りについて
ワイヤーは前後ろと下に輪を作ってラインアイやフックアイにします。ラジオペンチなど先の細くなったペンチで曲げてから細いワイヤーで巻いて処理しましょう。
重り(ウエイト)は左右均一に埋め込みます。穴を彫刻刀やデザインナイフを使ってあけて接着剤で貼り付けるので、両面テープで貼り付けていたボディーを剥がしてください。ワイヤーを挟むための溝も同時に彫っておきます。終わったらワイヤーと重りを挟んで接着剤を使ってボディーを貼り合わせます。
ディッピング作業
下地をつけます。ディッピング作業に使うのはセルロースセメントです。しっかり浸るまでディップしてこれを何度か繰り返して乾燥させます。アルミを貼るときは少なめでOKです。
アルミテープに模様を入れる
アルミテープを用意したら金ヤスリを使って模様を入れます。金ヤスリの上にアルミテープをのせて布などで擦ると模様が浮かび上がります。これをボディーに貼り付けます。しわができないように注意して貼りましょう。顔の部分には模様を入れていないアルミテープを貼ってください。
もう1度ディッピングする
テープの段差をなくすためディッピングしていきますが、端の方はよく均して平らにしてからセルロースセメントに浸けていきましょう。乾いたらサンドペーパーで削ってまたディッピングと繰り返して段差がないようにします。
塗装する
エアブラシを使って塗装をします。お好みの色を塗ってみましょう。うろこの表現をする場合は濃い色を噴き付けた後にネットをのせてその上からシルバーを噴くときれいな模様が出ます。背や腹の部分は1度シルバーを噴いて色をアルミテープの色と馴染ませてから色を重ねると良いでしょう。
トップコート
1回目は薄めたセルロースセメントをエアブラシで噴きつけ、何度かこの方法で塗装した上に膜を作ってからディッピングします。いきなり液に浸けてしまうと色が剥がれてしまいます。
目を取り付ける
トップコートの間で目を取り付けます。ポンチを使って目の部分を彫ってカッターやデザインナイフで均してからルアー用の目玉シールを貼り付けます。その後さらにセルロースセメントでコーティングして乾燥させれば完成です。